2021年5月の写真です。


 近所を散策中、 蛾を発見。ヤマトカギバというそうです。
ヤマトカギバ ブログ用
チョウ目 カギバガ科 カギバガ亜科 ヤマトカギバ

●ヤマトカギバについて
 体長25~37mm。本州、四国、九州、対馬の平地から山地など幅広い場所に生息。海外では中国にも分布しているとのこと。

 幼虫は体色が淡褐色、頭部と胸部がやや太いイモムシで、体表には細かく短いトゲのような突起がます。また、尾の先端部分には針のような突起物があります。ブナ科のクニギ、コナラ、クリ、ヤマハンノキなどの葉をエサにします。16~18mmほどに成長すると、葉を自身が吐いた糸でつなぎ合わせて部屋を造り、その中でサナギになり越冬します。

 成虫は4月~6月と8月~10月の年2回発生します。翅色はベージュで、茶褐色の横線が2本入っています。他の蛾に比べて前翅の先端が尖っています。夜行性で、昼間は木や落ち葉などに止まってじっとしているそうです。



●まとめ 感想
 かなり地味な色をした蛾で、発見できたのは黒いものに止まっていたからでした。もしも葉の上や落ち葉に紛れていたら発見できなかったと思います。翅の模様の2本の横線はいったい何の意味があるのでしょうか? 葉脈にでも擬態しているのでしょうか? それとも何か意味があるのか? 謎ですね。



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次回は、ガガンボを紹介します。