2020年10月の写真です。


公園の草むらでサフランモドキを発見。
サフランモドキ ブログ用
キジカクシ目 ヒガンバナ科 サフランモドキ

花言葉 「便りがある」 「清純な愛」 「陽気」 「歓喜」など


●サフランモドキについて
 サフランモドキは地下に直径1~3cmの卵型の球根を持った多年草で、長さ15~30cm、幅7mmの葉を持ち、背の高さは25cmほどになります。花は6月~10月ごろに開花し、直径6cmほどで、花びらは6枚です。花の色は濃いピンク色や薄いピンク色などです。

 この花は元々、ジャマイカやグアテマラ、キューバ、メキシコなどが原産で、日本へは江戸時代末期の1845年ごろにパイナップルの栽培土に紛れて渡来したのではないかと考えられています。渡来当時は薬用として使われていた、サフランと間違えられていましたが、明治時代になって間違えであることが発覚し、それ以後はサフランモドキと呼ばれるようになったとのことです。現在では観賞用として栽培され、地域によっては野生化していることもあるそうです。

 サフランモドキにはアルカノイドと呼ばれる物質が含まれ、前述したとおり、薬用として使用されてきたのですが、多量に摂取してしまったり、使い方を間違えてしまうと下痢や腹痛、吐き気などの症状が出てしまいます。ニラやノビルなどの野菜と見た目が似ているので、くれぐれも間違って食べたりしないようにしましょう。


●まとめ 感想
 薄いピンク色のカワイイ花でした。葉は言われてみれば、ニラ似ていました。そういえば、「家の花壇に生えた草をニラと間違えて食べてしまい、中毒になり病院に運ばれた」、なんてニュースを何年か前に耳にしたことがありますが、その時間違えられたのが、このサフランモドキだったのでしょうか? 皆さんも注意しましょう。



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次回は、2020年10月の投稿結果です。