2020年8月の写真です。


 散策中、大きなカミキリムシを発見。クワカミキリです。
クワカミキリ ブログ用
コウチュウ目 カミキリムシ科 フトカミキリ亜科 クワカミキリ



●クワカミキリについて
 体長32~45mm。本州、四国、九州、対馬、その他、伊豆諸島、淡路島、佐渡、隠岐、五島列島などの各島々に生息。ビワムシ、クワノミドリカミキリなどの別名があります。

 卵はクワ、イチジク、ビワ、リンゴなどの樹に産み付けられます。孵化した幼虫の見た目は白いイモムシで、樹皮内で木をエサにして生活します。また、樹の表面10~20センチおきに排糞用の穴を開けます。約2年ほど経った6月ごろに、樹の中に部屋を造りその中でサナギになります。羽化した約10日に樹の外に出て活動をします。

 成虫の体色は地色が黒色で、黄褐色の細かい毛で覆われています。腹面部は体表よりも長い黄色の毛で覆われており。ビロードのような光沢があります。頭部の触角は体よりも長い。

 幼虫も成虫も樹をエサにし、樹は食べられた部分や傷をつけられた部分から病気に感染してしまったり、枝などが折れやすくなってしまったり、最悪の場合、枯れてしまうこともあるそうです。そのため、イチジクやリンゴなどのクワカミキリのエサとなる樹木を育てている農家からは、害虫として扱われています。

クワカミキリ ブログ用2



●まとめ 感想
 とにかく大きかったです。こんなのが自分めがけて飛んで来たらものすごく怖いです。また、顎も大きく、この顎で噛まれたら相当痛いんだろうと思いました。


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次回は、ルイスオサムシを紹介します。