2020年7月の写真です。


 散策中、こんな蛾を発見。モンキクロノメイガというそうです。
モンキクロノメイガ ブログ用
チョウ目 ツトガ科 ノメイガ亜科 モンキクロノメイガ


●モンキクロノメイガについて
 体長22~26mm。北海道、本州、伊豆諸島、四国、九州、対馬、沖縄など日本全国に生息。海外では中国、朝鮮半島、台湾、東南アジア、ロシア南東部、インドなどに生息しているとのこと。

 幼虫は緑色の細長いイモムシですが、サナギになる直前には体色が赤色に変化します。ブドウ、ヤマブドウ、ノブドウ、ツタなどのブドウ科の植物の葉をエサにするのですが、その際に自身が吐く糸を使い、葉をクルクルと巻き、筒状にしてその筒の中で生活します。エサにするのは葉のみなのですが、葉に大きなダメージを与えてしまうことから、ブドウ農家では害虫として扱われています。

 成虫は6月~9月ごろに出現し、翅は黒地で複数の白色や黄色の紋模様が入っており、頭部の触角は長い棒状になっています。



 モンキクロノメイガから少し離れたところで、こんな蛾も発見。プライヤキリバという名前だそうです。
プライヤキリバ ブログ用
チョウ目 ヤガ科 エグリバ亜科 プライヤキリバ


●プライヤキリバについて
 体長40~44mm。本州、四国、九州に生息。幼虫は背面が黒色で側面が緑色の細長いイモムシで、コナラ、クヌギ、ウラジロガシなどのブナ科の植物の葉をエサにしています。

 成虫は6月ごろに出現し、翅は茶色地に日本の黒色や黄色の横線が入っており、翅の後方にはクローバーの形のような(☘)切れ込みが入っています。夏になると夏眠のため活動を休止し、そのまま成虫の姿で越冬するそうです。

 名前の由来は明治時代に日本で功績を残した、イギリスのヘンリー・プライヤーという昆虫学者兼鳥類学者からきているとされています。プライヤキリバの他にもプライヤシャチホコ、プライヤハマキ、プライヤシリアゲなど、「プライヤ」の名がついた虫たちが数多くいます。

 ちなみに、上の写真のプライヤキリバのすぐ近くでもう一匹発見しました。
プライヤキリバ ブログ用2


●まとめ 感想
 モンキクロノメイガは、この時期はどこででも見かける蛾でしたが、なかなか写真に収められる機会が無く、今回初めて撮影することができました。

 プライヤキリガは、なぜ翅の後方にクローバーのような切れ込みがあるのか謎に思いました。何かしらの意味があるのでしょうか?


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次回は、オオミスジコウガイビルを紹介します。