2020年5月の写真です。


近所のお寺で大きな花を発見しました。クレマチスという花とのこと。
クレマチス ブログ用2
キンポウゲ目 キンポウゲ科 センニンソウ属 クレマチス

花言葉 「精神の美」 「旅人の喜び」 「創意工夫」 「策略」など


●クレマチスについて
 「クレマチス」という名はキンポウゲ科 センニンソウ属に属する植物たちの俗称で、北半球の温帯を中心に200種以上の種類が存在し、その内の10種ほどが日本で自生しています。

 多くの種がつる性の多年草で、茎は細く葉柄が曲がって他物に絡みつき、葉は3~9枚の小さな葉からなる複葉になっています。花は花被(かひ)と呼ばれる花の保護や送粉者を誘う働きをする器官が、花びらのように発達しており、4枚~8枚で構成され、色は白、青、黄、ピンク、紫などがあります。花の大きさや様子からおもちゃのカザグルマ(風車)とも呼ばれるそうです。茎や葉などの汁には毒があり、皮膚につくとかぶれたり皮膚炎を起こすそうなので、注意しましょう。ちなみに写真のクレマチスはフェンスに絡みついていました。

 日本では15世紀後半ごろまでに中国からテッセンと呼ばれる品種が伝わったとされ、江戸時代中期の元禄時代には品種改良が始まっていたとされています。現在は園芸品種としてヨーロッパなどで人気があり、別名「つる性植物の女王」とも呼ばれています。造られた品種は2000種を超え、様々な色の花に加え、一重咲き、八重咲き、チューリップ咲きなど咲き方も多種多様。ヨーロッパの種は花が小さく、バラなどと一緒にアーチやオベリスク、壁などに這わせるのに対し、日本の種は花が大きく、鉢などに仕立てて観賞することが多いそうです。

クレマチス ブログ用


●まとめ 感想
 花は大きく、形が整っており、別名の「カザグルマ」の名にふさわしい形をしていると思いました。写真のクレマチスは花壇のような場所に植えられ、その花壇を囲うフェンスに絡みついていました。そのため、フェンスからたくさんのカザグルマが置かれているみたいでなかなか面白い光景でした。


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次回は、カザリツマキリアツバを紹介します。