2020年2月の写真です。


 河原を散策中、星型の花を発見。ツルニチニチソウという花だそうです。

ツルニチソウ ブログ用
リンドウ目 キョウチクトウ科 ツルニチニチソウ属 ツルニチニチソウ

花言葉 「優しい思い出」 「楽しい思い出」 「生涯の友情」 「若い友情」など


●キョウチクトウ科について
 キョウチクトウ科に属する植物は、ほとんどが熱帯や亜熱帯に分布し、これまでに世界で180属1500種ほどが発見され、その内の8属11種が日本に生息しています。花の見た目が華やかで、また芳香もあるので観賞用として栽培されている種も多く、日本ではキョウチクトウ、ニチニチソウ、テイカカズラなどが観賞用として栽培されています。

 
 この科の植物は高木、低木、草本と様々ありますが、つる植物が多く、また、乾燥地帯に生息するものは茎が太くなり、サボテンなどに多くみられる柔組織(じゅうそしき)と呼ばれる、水を貯蔵するための器官を持った多肉植物も存在しています。

 葉は対生するものが多く、3輪生や互生するものもあり、縁には切れ込みは無く丸くなっています。花は筒状に合成し、5枚の花弁になりますが、縁が重なって回旋状になるものが多いです。種子は乾燥して裂けて種子を遠くへ飛ばす蒴果(さくか)と、動物に食べられることにより遠くへ運ばれる液果(えきか)の2種類があります。

 葉や茎に傷をつけると白い液を出し、一部の種の液は人体に有毒な成分を含み、毒矢として使われていたこともあるそうです。しかし、その一方、精神安定剤や血圧降下剤などの医薬品としても用いられるようになった種もあるそうです。


●ツルニチニチソウについて
 ツルニチニチソウはヨーロッパが原産の観賞植物で、北アメリカ、南アメリカ、オーストラリアなどに分布し、日本では帰化植物として扱われ、ビンカやツルギキョウとも呼ばれています。また、ツルニチニチソウよりも小型なヒメツルニチニチソウという種もあり、また変種も存在しているとのこと。寒さや乾燥に強いため、ガーデニングに用いられます。

 
 つる植物で1~3mになり、節から根を出し広がって増えます。そのためガーデニングでは吊り鉢から茎を垂らしたり、花壇や通路のスペースを埋めるためのグランドカバーとして用いられます。西洋ではつるを出して伸びる様子から魔除けの象徴として信仰されていたようです。葉は対生し、白や黄色の斑模様が入った品種もあります。開花時期は3月~5月までで、白や紫、赤紫色の花を咲かせます。

 ビンカアルカノイドと呼ばれる物質を持っており、この物質は免疫抑制剤や癌化学療法剤などの薬剤として用いられ、様々な医薬品として認可されています。昔の西洋ではビールの原料であるホップの代用品として用いられていたり、魔除けの薬や媚薬として用いられていたそうです。

花の近くで蕾も発見しました。
ツルニチソウ つぼみ ブログ用



●まとめ 感想
 キョウチクトウ科の植物の毒は強力で、バーベキューの際に枝を串や箸に使ってしまい、中毒になるという事故を聞いたことがあり、怖い植物だと思っていたのですが、人の害になる毒だけでなく、薬の原料にもなるとは知りませんでした。

 ツルニチソウは写真を撮った周囲につぼみがたくさんあったので、もう少し日にちが経てばたくさんの花が見られることでしょう。


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次回は、キンギョソウを紹介します。