2019年12月の写真です。

 大石信濃守屋敷跡、松木屋敷跡、富士見台公園の3カ所に行ってきました。


まずは、大石信濃守屋敷跡 場所はココ 東京都八王子市下柚木2丁目35-3  大石やかた公園内




●大石信濃守屋敷跡について
 この場所は、前回の由木城跡の紹介記事にも登場した、大石定久(おおいしさだひさ)の弟である、大石宗虎(おおいしむねとら)の屋敷跡だとされています。

 宗虎は大石氏が北条氏の配下になる前は、埼玉県の柏城という城の城主だったようで、大石氏が北条氏の配下になった後は、兄の定久とともにこの地へ来たのではないかと考えられています。

 1558年~1569年の間に屋敷が建てられたと推測され、宗虎は1571年に亡くなるのですが、彼が晩年を過ごしたのがこの屋敷ではないかと言われています。


では実際に見ていきます。


 ここが館跡のある場所・・・ではなく、この公園の高台の上が屋敷跡とのことです。
大石信濃守宗虎屋敷跡 ブログ用


 公園の左端にこのような階段を発見。館跡はこの上です。
大石信濃守宗虎屋敷跡 ブログ用 (2)


 平らな場所に出ました。この辺一帯が屋敷跡だったとのこと。
大石信濃守宗虎屋敷跡 ブログ用4


 何やら堀の跡のような窪みを発見。館跡の名残でしょうか?
大石信濃守宗虎屋敷跡 ブログ用5

大石信濃守宗虎屋敷跡 ブログ用6


 堀(?)のすぐ横に高い木がありました。解説の看板によると、この木はサルスベリの木で、屋敷が建てられた1560年~1570年ころに植えられたとされ、樹齢は約400年、根元の周囲が約3m、樹高が約15mほどの大きさで、市の指定天然記念物になっているとのことでした。

 このサルスベリのすぐ左側に大石宗虎の墓がありました。ちなみに、右側にはこの土地の現在の所有者と思われるお宅のお墓がありました。宗虎のお墓を撮ろうと思ったのですが、右側のお墓が写ってしまうかもしれなかったので、撮影しませんでした。
大石信濃守宗虎屋敷跡 サルスベリ ブログ用



続いて松木屋敷跡 場所はココ 東京都八王子市松木54-13



●松木屋敷跡について
 この場所は室町時代に、鎌倉公方足利持氏の家臣だったとされる、松木七郎師澄(まつぎしちろうもろずみ)という人物の屋敷があったとされています。

 松木師澄についてはよく分かっていないのですが、藤原氏の流れを汲む一族の出だとされ、この地を開拓し、この地の領主になった人物であるとされています。そのことから、この土地は松木(まつぎ)と呼ばれているようです。ちなみに、上で紹介した大石信濃守屋敷跡がある高台も松木台と呼ばれています。現在は松木師澄の墓と伝わる宝篋印塔(ほうきょういんとう)と、浅間神社が建っています。


では実際に見ていきます。


 ここが入り口。住宅地の中にあります。屋敷跡の看板は無く、神社の看板しかありません。
松木屋敷跡 浅間神社 ブログ用


 階段を登ってすぐに師澄の墓とされる、宝篋印塔が姿を現します。左に見える解説の看板によると、石碑に永和二年(1376年)丙辰と彫ってあったそうですが、現在は風化しているのか、文字を確認することができないそうです。この宝篋印塔は市の指定有形文化財に指定されているとのことです。
松木七郎 宝篋印塔 ブログ用


 宝篋印塔のすぐ裏に浅間神社があります。こじんまりとした拝殿ですが、とても綺麗に手入れされていました。
浅間神社 ブログ用



●おまけ 

 大石信濃守屋敷跡のすぐ近くに、富士見台公園という公園がありました。公園の地図を見てみたところ、史跡広場と住居跡という場所あったので、何の住居跡なのか行って見ることにしました。
富士見台公園 ブログ用

場所はココ 東京都八王子市下柚木905-3



公園の地図 右側に史跡広場があります。
富士見台公園 ブログ用2


 史跡広場に到着。東屋に住居跡を発見。近くにあった解説の看板によると、この住居跡は縄文時代のものらしく、この地の地下には縄文時代から古墳時代の住居跡や遺物が数多く埋まっていたとのことです。
富士見台公園 ブログ用5

富士見台公園 ブログ用6


 住居跡の周囲です。石が置いてありますが、これも古代の遺構か何かの再現なのでしょうか?
富士見台公園 ブログ用7

 ここは石が円状に置かれています。
富士見台公園 ブログ用8



●まとめ 感想
 三カ所とも近場にあり、また、それほど広くはないので、あっという間に全部回ることができました。大石信濃守屋敷跡は、屋敷跡よりもサルスベリの方がメインっぽいような感じがあり、松木屋敷跡も屋敷跡ではなく、神社がメインっぽい感じがありましたが、解説の看板もあり、市でしっかりと保存されている様子が見てとれました。富士見台公園の史跡もしっかりと保存されているのはわかりましたが、もう少し詳しい解説の看板が欲しかったです。


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興味があれば

次回は、梶原八幡神社を紹介します。