2019年12月の写真です。




散策中、久しぶりに虫たちを発見しました。

チャエダシャク(たぶん)です。
チャエダシャク ブログ用
チョウ目 シャクガ科 エダシャク亜科 チャエダシャク(たぶん)


●チャエダシャクについて
 体長♂34~45mm、♀34~50mm。秋田県、岩手県以南の本州、伊豆大島、四国、九州、海外では、中国、朝鮮半島、ロシア南東部などに分布し、平地や低山地などで姿を見ることができます。

 幼虫は4月から5月ごろに出現し、見た目は茶色や黒色をした尺取虫で、植物の枝や茎に擬態して生活しています。ツバキ科、クルミ科、バラ科、ミカン科、クワ科など様々種類の葉をエサにしています。成長すると土の中でサナギになります。

 成虫は10月から11月ごろに出現し、オスの触角は羽毛状、メスの触角は糸状になっているとのことですが、写真の個体は頭部が良く見えないので、オスメスどちらかはわかりませんでした。翅の地色は灰色や褐色で、その上に黒色のはっきりとした横線が入っています。この模様は枯れ葉や樹皮などの色に似ているため、これらに擬態しているものと思われます。花の蜜をエサにし、落葉樹の林でよく姿を目にすることができるそうです。越冬は卵で行い、春になると孵化します。
 


ヘラクヌギカメムシです(たぶん)。 日陰だったのと、動き回っていたので、あまりうまく撮れませんでした
ヘラクヌギカメムシ ブログ用
カメムシ目 クヌギカメムシ科 ヘラクヌギカメムシ亜科 ヘラクヌギカメムシ(たぶん)


●ヘラクヌギカメムシについて
 体長11~13mm。北海道、千島列島、本州、四国、九州、海外では、中国北部、朝鮮半島、サハリンなどに分布しています。クヌギ、コナラ、カシワなどの木をエサにするため、広葉樹のある場所でよく見られます。近縁種にクヌギカメムシとサジクヌギカメムシがおり、見た目が非常によく似ているため、ニセクヌギカメムシとも呼ばれているそうです。


 卵は木の隙間などに産み付けられ、孵化したばかりの幼虫は黄色くて丸いです。しかし、成長するとオレンジ色になり、さらに成長が進むと綺麗な黄緑色に変化し、体の形も細長くなっていきます。

 そして成虫になると、骨格が長方形のヘラのような形になり、体色は緑色に変化し、長い緑色の触角が生えてきます。成虫は6月~12月ごろまで見ることができ、晩秋になるとメスは産卵を行います。このときに、通常緑色の体色をしているのですが、体色が赤く変化する個体もいるそうです。写真の個体は体色は緑色ですが、脚が赤くなっています。卵は越冬し、春になると孵化して、夏が近づくと成虫として姿を現します。


 
 ちなみに、ヘラクヌギカメムシを見つけた近くで以前紹介したことのある、アカスジキンカメムシの幼虫も発見しました。この姿で越冬し、6月ごろに成虫として姿を現します。
アカスジキンカメムシ 幼虫 ブログ用
カメムシ目 キンカメムシ科 キンカメムシ亜科 アカスジキンカメムシ



●まとめ 感想
 久しぶりに虫を発見することができました。みんな越冬のための準備をしているようです。彼らの幼虫たちと出会うのは数か月後の春になりますね。


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興味があれば


次回は、カバエダシャクとクロオビフユナミシャクを紹介します。