2019年12月の写真です。


 貴志嶋神社に向けて進んでいたところ、黒いワサワサした物体を発見しました。近くで見てみたところ、なんと巨大なキクラゲでした。
キクラゲ ブログ用
キクラゲ目 キクラゲ(何という種類かは分かりませんでした。)


●キクラゲについて
 キクラゲは担子菌類という菌類に分類されるキノコの仲間で、日本や中国などの東南アジアや、北・南米の熱帯地帯、ヨーロッパなどの広い範囲に生息し、主に広葉樹のニワトコやケヤキの枝や倒木などに発生します。日本では春から秋にかけて発生するのですが、暖かかったり、雨が降った後など、条件が整えば冬でも発生することがあるそうです。

 
 形状は一般的にキノコとしてイメージされる傘と軸を持ったものではなく、3~5cmの円盤状や耳状など不定形で、様々な形をしています。表面は白く細かい毛で覆われ、色は黒色や褐色、白色をしています。質感はゼラチンやこんにゃくのようにプルプルとしています。乾燥すると縮んでカサカサになりますが、水分を取り戻すとまたプルプルとした質感に戻ります。
 
 ちなみに漢字で書くと木耳と書きますが、これは見た目が耳に似ていることから来ています。また、ヨーロッパでも別名「ユダの耳」と呼ばれていますが、これはキリスト教において、師であるキリストを裏切った、弟子のユダが首を吊ったニワトコの木から生えたキノコである、という言い伝えからきています。


 皆さんご存知のように、キクラゲは食用キノコとして有名です。キクラゲ科のキノコに毒を持つ種類は無いので、日本や中国、東南アジアでは多くが食用として使われ、栽培も盛んに行われています。スーパーなどでも生のキクラゲや乾燥したキクラゲなどが販売されています。キクラゲという名前の由来は食べて際に、クラゲのような触感をしていることからきているそうです。味は無味無臭で、プルプルとした食感を楽しむために使われます。

 よく食用として流通しているのが、キクラゲ科のアラゲキクラゲ、シロキクラゲ科のシロキクラゲ、ハナビラニカワタケなどで、日本では精進料理や酢の物、鍋物、豚骨ラーメンの具などで使われる他、大分県では巻蒸(けんちん)と呼ばれる、くず粉を使った和菓子に用いられたり、鹿児島県の奄美では天ぷらや、卵と一緒に炒めて食されたりと、地域によって様々な料理があります。中華料理では炒め物やスープ、肉料理に合わせたり、デザートや薬など幅広く用いられています。

 東南アジアで盛んに食べられている一方、ヨーロッパでは前述したユダの話のためか、あまり食用にされていないようです。


●まとめ 感想
 今までキクラゲは、スーパーなどで売られているものしか見たことがなかったのですが、今回初めて野生のキクラゲを見ました。キクラゲといえば、木の幹にチョコチョコ張り付いているイメージがあったので、こんなにもワラワラとした生え方をするとは思ってもみませんでした。12月なのですが、前日が雨だったのと、気温が高かったことにより、発生したのではないかと思われます。


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次回は、永林寺を紹介します。