2019年10月の写真です。



草むら探索中、大きめの蛾を発見しました。
オオバコヤガ ブログ用
チョウ目 ヤガ科 モンヤガ亜科 オオバコヤガ


●オオバコヤガについて
 体長35~46mm。北海道、本州、四国、九州、沖縄の平地から山地、森林地帯や河原など、広い範囲で姿を見ることができます。

 
 卵は低地にある草や、樹木の葉の裏などに産み付けられ、孵化した幼虫は若いうちは薄茶色なのですが、成長するにつれて濃い茶色になります。また、背面節部の左右に三角形の黒い模様が入り、背面の中心は「ハの字」のように見えます。タデ科のイヌタデ、アキノウナギツカミやサクラソウ科のオカノトラノオ、イサクラ科のアオミズなど、様々な樹木の葉をエサにし、約30mmほどに成長すると土の中でサナギになり、羽化して成虫になります。


 成虫の翅は茶色地に、左右の中心近くに白い円形状の模様が入っているのですが、個体により多少の差異が見られます。オスの個体は前翅が灰黄色や赤褐色色が強く、メスの個体は赤褐色が強く出るようです。近縁種のコウスチャヤガ、アカフヤガによく似ています。夜行性で夜になると活発に活動し、外灯などによく飛来します。


 成虫は5月~6月、9月~10月の年に2回発生し、秋に発生した成虫から生まれた個体は、幼虫かサナギの状態で越冬します。




その後、カミキリムシも発見しました。
キボシカミキリ ブログ用
コウチュウ目 カミキリムシ科 フトカミキリムシ亜科 キボシカミキリ 


●キボシカミキリについて
 体長14~30mm。本州、四国、九州、四国、沖縄の森林地帯に生息しており、都市郊外の公園や人家などでも姿を見ることができます。海外では中国や朝鮮半島にも分布しています。以前に紹介したゴマダラカミキリと同じく、比較的目にしやすいカミキリムシです。


 幼虫は白いイモムシ型で、クワ、イチジク、ミカンなどの木の中で生活し、木を食べながら移動します。成長するとサナギになり、羽化して成虫になります。

キボシカミキリ ブログ用2

 成虫の体色は黒地で、頭部には黄色い帯模様、翅の部分には大小様々な黄色い斑点模様が入り、全身は灰色の細かい毛で覆われていますが、個体や地域によって差異が大きいとのことです。頭部にある特徴的な触角は、オスの場合は体長の約2.6倍、メスの場合は体長の約2倍もの長さになるそうです。

 成虫は5月ごろから出現しはじめ、11月ごろ姿を見ることができます。クワやイチジクなどの葉、樹皮をエサにし、また、産卵のためにこれらの木をかじって穴を開けてしまうため、農業害虫として扱われています。幼虫やサナギ、成虫など様々な形態で越冬します。

 
 生息地域によって亜種が存在し、沖縄諸島に生息するオキナワキボシカミキリ、与那国島に生息するヨナグニキボシカミキリ、屋久島や種子島などに生息するヤクキボシカミキリなど、これまでに10種の亜種が確認されています。


●まとめ 感想
 オオバコヤガはほとんど茶色の地味な色をしているのですが、模様がはっきりとしていて、これはこれで綺麗な蛾でした。

 キボシカミキリは当初、ゴマダラカミキリだと思っていたのですが、念のために調べてみると、キボシカミキリだと分かりました。

 オオバコヤガもキボシカミキリも不安定な葉の上にいて、風が吹くと葉が揺れて上手くピントが合わせられない状況だったので、苦労して撮影しました


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次回は、キンモクセイを紹介します。