2019年10月の写真です。


近所の草むらで小さなチョウを発見しました。

ルリシジミです。(たぶん)
ルリシジミ ブログ用
チョウ目 アゲハチョウ上科 シジミチョウ科 ヒメシジミ亜科 ルリシジミ


●シジミチョウ科について
 シジミチョウ科はアゲハチョウの分類の一つで、世界で約6000種ほどが発見されており、チョウ全体の約4割がこの科に属しています。南極大陸を除く全ての大陸に分布し、日本では約80種が発見され、主に森林地帯に生息するミドリシジミ亜科と、草原地帯に生息するヒメシジミ亜科の2種類に大別されています。名前の由来はシジミ貝に似ているからとのこと。


 幼虫は短くて太い毛虫状のものや、小判状のもの、ワラジムシのような形のもの、ナメクジのような形のものがあります。エサは植物、菌類、地衣類という苔に似た菌類など様々で、中にはアブラムシ類やカイガラムシ類、ヨコバイ類、アリの幼虫などをエサにする肉食性の種も存在します。

 幼虫の生活はアリと密接に関わっており、幼虫の多くが蜜線(みつせん)と呼ばれる、アリが好む分泌液を出す器官を持っており、アリはこの分泌液を飲むために幼虫を天敵から守ります。その中でもクロシジミ、ゴマシジミ、オオゴマシジミの3種は特にアリと深く結びついており、ある程度成長するとアリに巣の中に運ばれ、巣の中でアリの卵や幼虫をエサにして生活するほどです。


 成長した幼虫はサナギになって羽化して成虫になります。成虫は1cm~3cmほどと小さいですが、翅は他のチョウと変わらず、多種多様で鮮やかな色と模様をしています。翅の表側は鮮やかな模様で、裏側は地味な色と模様をした種が多く、これは翅を閉じた時に周囲に紛れるための保護色だと考えられています。また、後翅にアゲハチョウのような尾状の突起を持つ種もいます。


●ルリシジミについて
ルリシジミ ブログ用2

 体長12~19mm。北海道、本州、四国、九州の草原地帯や公園、人家などで見られ、海外ではアジアからヨーロッパまでのユーラシア大陸と北アメリカ大陸に広く分布しています。


 卵は植物の葉や蕾などに産み付けられ、孵化した幼虫は主にマメ科、バラ科、ミズキ科、シソ科、ミカン科など様々な植物の花や蕾をエサにし、見た目は太く短く、全身に細かい毛が生えた緑色や黄緑色のイモムシで、体に蜜線を持っているため、周囲にはよくアリの姿があります。成長すると葉の上などでサナギになり、羽化して成虫になります。


 成虫の翅は淡い青紫色で、メスの翅は外縁部が広く黒褐色をしています。翅の裏側はオスもメスも白地に黒の斑点模様と、表に比べて地味な色になっています。

 成虫は3月~11月の年に3~4回発生、冬近くに生まれた幼虫はサナギの姿で越冬し、春になると羽化して成虫になります。夏に発生する成虫は春に発生する成虫に比べて、体がやや小さく、メスの翅の外縁の黒い部分が広くなり、個体によっては翅全体が真っ黒になっていることもあるそうです。


●まとめ 感想
 とても小さなチョウなので、ピントを合わせるのが大変でした。ですが、こちらが近づいても逃げることがなかったので、楽に撮影することができました。羽の表側は淡い青紫色をしているそうですが、このシジミチョウは羽を開くことなくジッとしていたので、羽の裏側しか撮影することができませんでした。今度撮影する際はぜひ、羽の表側も撮影したいです。


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次回は、ムラサキツユクサを紹介します。