2019年8月の写真です。

 夜の公園ではセミの羽化にも何度か遭遇しました。


●まずはセミの羽化についてザックリと
 セミの幼虫は地中で数年を過ごした後、夏の晴れた日の夕方から夜にかけて地上に這いだし、周囲の樹木などに登っていき、木の幹や葉の上に爪を引っ掛けて体を固定して羽化を行います。羽化の最中は無防備になってしまいます。そのため、天敵である鳥やハチ、アリなどが活動していない夜を狙って羽化します。

 羽化はまず、背中が割れて成虫の頭が出ます。その後背中が出て、次いで脚が出てきます。脚がしっかり固まるまで逆さ吊りの状態で、脚が固まると体を起こして腹部を引き出して羽を伸ばします。羽化したての成虫の体と羽は白いですが、時間が経つにつれて、その成虫の色へと変わっていきます。

 一晩かけて体と羽を固めて、朝には飛べるようになります。また、オスの音を出す気管はすぐには使えず、羽化して数日間は小さな音しか出すことができません。



ある日の夜の公園で発見。見つけたときにはすでに頭が出ている状態でした。
小さなセミだったので、ヒグラシかツクツクボウシかと思われます。

20時52分頭が出る
ブログ セミ 羽化


20時53分背中も少し出る
ブログ セミ 羽化2


20時57分 体と脚が出る
ブログ セミ 羽化3


21時06分 体と脚を出し切り、逆さ吊りの状態になる
ブログ セミ 羽化 4


21時11分 脚を固めるためか、逆さ吊りの状態で動かなくなる。
ブログ セミ 羽化5
この日は時間切れで、羽化を最後まで見ることができずに帰宅。最後まで見たかった・・・



別の日の夜に発見。今度はアブラゼミかミンミンゼミかと思われます。

20時31分 頭と背中が出る。
ブログ用 セミの羽化6


20時35分 体と脚が出始める
ブログ用 セミの羽化7


20時40分 脚を出し切るために体を反らせる
ブログ用 セミの羽化8


20時41分 体をブルブルと震わせて、体と脚を出そうとする
ブログ用 セミの羽化9


20時43分 足と体を出し切り逆さ吊りの状態になる
ブログ用 セミの羽化10


20時47分 体と脚を固めるためか、ジッとして動かなくなる
ブログ用 セミの羽化11


20時52分 なおもジッとして動かない
ブログ用 セミの羽化12


20時55分 正面から撮影 脚がピクピク動き始めていた。
ブログ用 セミの羽化13


21時03分 終に腹部も出し、体全体を出し切る
ブログ用 セミの羽化14


21時05分 朝になるまでに体を固め、羽を伸ばし、飛び立つ準備をしています。
ブログ用 セミの羽化15


●まとめ 感想
 1度目の小さなセミの羽化は最後まで見られませんでしたが、2度目の羽化は最後まで見ることができて良かったです
 
 2度目の羽化の撮影ですが、羽化の始まりから体が完全に出るまで約40分ほどあったのですが、逆さ吊りになり動かなくなってからの時間が長く、進展があるまでは、別の木で別の虫たちを撮影していました。それに撮影中は蚊がたくさんいて、刺されたり、耳元でブンブン飛び回り気が散ったりと、かなり苦労して撮影しました。

 ちなみに羽化は夕方6時~夜の9時ごろに始まることが多いそうなので、ぜひ見たいという方は、この時間帯を狙って探してみてはいかがでしょうか。


私のPIXTAページです。よろしければご覧ください。写真は購入もできます

写真素材 PIXTA


興味があれば


次回は、ゲジゲジを紹介します。