河原を散策中、ハイビスカスっぽい花を発見しました。

ムクゲ ブログ用
アオイ目 アオイ科 フヨウ属 ムクゲ
花言葉「信念」 「新しい美」など


●アオイ科についてザックリと
 アオイ科の植物は、温帯から熱帯にかけて分布し、現在までに約75属1500種が発見されていますが、近年ではパンヤ科やシナノキ科など、別の科に属していた種もアオイ科に含められるようになり、約250属からなる大きな科となっています。
 
 日本にはフヨウ属、ボンテンカ属、キンゴジカ属などが自生しているほか、ワタやオクラなどの有用植物や、観賞用のハイビスカスやムクゲなどが栽培されています。


 草や木の形態で、葉は相互し分裂がない単葉(たんよう)で掌状脈をもちます。花は単性、もしくは主軸の頂端にまず1つの花を咲かせ、その下に次々花をつける、集散花序(しゅうさんかじょ)で、一つの花におしべとめしべをもつ、両性花(りょうせいか)。渦巻き状のつぼみで、花びらは5枚、一般的におしべの中央には、糸状の花糸(かし)と呼ばれる部位が数本ありますが、アオイ科の場合は、それらが癒着し、細長い筒状になっています。果実は一部を除き果皮が乾燥した、乾果(かんか)と呼ばれる形態で、熟すと開裂します。

 
 日本では中国から、フユアオイという種が持ち込まれ、古くから食用や薬として利用されていました。そのためアオイと言えば、このフユアオイのことを指すことが多かったそうです。

 ちなみに、徳川家の家紋である「三つ葉葵(みつばあおい)」と、京都にある下鴨神社(しもがもじんじゃ)の「双葉葵(ふたばあおい)」の紋は、アオイ科とは別種である、ウマノスズクサ科のフタバアオイという植物をモチーフにデザインしたものとのこと。


●ムクゲについて
 樹高3~5mの落葉低木で、根が横に広がらないため狭い場所にも植えることができ、生命力も高いです。そのため、庭の生垣や街路樹、公園などに観賞用や園芸用として広く植えられています。幹は灰白色で、直立して枝分かれし、枝はしなやかで丈夫で、葉は卵型で3つに浅く分かれていることが多く、縁が粗いノコギリ型になっています。枝先に花をつけて、7月~10月にかけて約5cmほどの赤、白、ピンク、紫色などの花を咲かせます。

 花びらは5枚で、朝に開花し夕方にはしぼんでしまいますが、場合によっては2日ほど咲いていることもあるそうです。また、次々に開花するので、長い間花を楽しむことができます。


 別名ハチスや、もくげとも呼ばれ、インドや中国が原産、日本に渡来した時期は不明ですが、平安時代にはすでに植えられていたと考えられており、以降は樹皮や花を乾燥させ、水虫や皮膚炎、下痢止めなどの薬として用いられました。
 江戸時代になると一般にも広がり、夏の茶会に飾る、茶花(ちゃか)として欠かせない花になったり、生け花に使われたり、俳諧師や歌人たちの間でも、ムクゲをテーマにした作品が詠まれたりしました。

 また、古くから園芸用に品種改良が行われ、八重咲きのものや、大きな花を咲かせるものなど、花の咲き方にこだわった品種や、通常は赤紫色の花が多い中、白色の花を咲かせる品種などが誕生しました。


●まとめ 感想
 この花をはじめ見た時は、沖縄や南国などにあるハイビスカスかと思い、「南国以外の場所でも植えられているんだなー」、なんて思ったのですが、調べてみるとハイビスカスではなく、この花が出てきました。ですが、ハイビスカスとは近い種類の植物だったので、私の見立ては的外れというわけではなかったようです

 一つの木に20~30ほどの花をつけ、また花一つ一つが大きいこともあり、低い木なのですが大きな存在感がありました。この花の写真を撮ったのは、昼過ぎの1時か2時頃だったので、もう少し遅ければ花がしぼんでしまい、この写真は撮れなかったかもしれないですね。タイミングが良かったです


私のPIXTAページです。よろしければご覧ください。購入もできます

写真素材 PIXTA


興味があれば

次回はウスベニアオイを紹介します。