山道を散策中、アジサイっぽい花を発見しました。

調べたところ、アジサイではなく、ボタンクサギというシソ科の花だと分かりました。
ボタンクサギ ブログ用
シソ目 シソ科 クサギ属 ボタンクサギ
花言葉 「運命」 「輝く美しさ」 「恥じらい」 「清楚」など


●クサギ属についてザックリと
 クサギ属の植物は熱帯から亜熱帯を中心に分布し、これまでに約1000種が発見され、日本には、イボタクサギ、クサギの2種が在来種として生息している他、観賞用として海外から持ち込まれた種が、野生化して山などで見られたりもします。

 この植物は、季節によって葉を落とす落葉性(らくようせい)、もしくは1年を通じて緑色の葉をつける、常緑性(じょうりょくせい)の低木です。少数ではありますが、地面を這ったり、他の樹木などに絡んで生活する、蔓植物(つるしょくぶつ)の種も存在しています。

 葉は同一の節に2枚が向かい合ってついた、対生(たいせい)もしくは、茎の一節に3枚以上の葉が輪状についた、輪生(りんせい)になっています。葉の形は縁が滑らかになっているものや、ノコギリのようにギザギザしたもの、大きく裂けて分裂したものなど様々。

 花は主軸の頂上に1つの花を咲かせ、その下方から側軸を出し、その頂に花を咲かせ、側軸からさらに別の側軸を出す、というのを繰り返し行う、集散花序(しゅうさんかじょ)と呼ばれる咲き方、もしくは軸がいくつも枝分かれして、見た目が円錐状に見える、円錐花序(えんすいかじょ)と呼ばれる咲きかたをします。

 花びらは筒状で、細長く、5つに分かれています。おしべは4本で、花びらからはみ出るほどの長さを持っています。花びらの外側についている、蕚(がく)と呼ばれる部分は5つに裂け、花が散った後も落ちずに残り、果実が成熟するまで包みます。

 
 ちなみにクサギ属は以前は、匂いを放つ種が多い、クマツヅラ科という種に属していたのですが、近年、シソ科に移されました。

 また、ギリシャでは呪術や薬に用いられたことから、「運命の木」と呼ばれているそうです。花言葉の「運命」という意味も、これが由来なんだそうです。


●ボタンクサギについて
 この植物は元々、中国南部が原産なのですが、観賞用として日本に持ち込まれました。それが野生化し、山や草むらなどで見られるようになりました。別名、ベニバナクサギ、ヒマラヤクサギ、クレロデンドルムなどとも呼ばれています。

 高さ約1mほどの低木で、8~15cmの卵のような形の葉をつけます。7月から8月ごろにかけて開花し、ピンク色で花びらが5枚、長さは約2.5cm、長く伸びた4本のおしべを持った花が密集して、ボタンのような見た目になっています。名前の由来もボタンに似ているところからつけられたそうです。

 花や葉、茎からは独特に匂いがあり、昼間はアゲハチョウ科のチョウが、夜はスズメガ科のガがよく訪れ、彼らによって花粉が運ばれ、受粉に至ります。


●まとめ 感想
 この花の花びらは、丸まった(?)ような形をしていて、花全体が縦に細長く、なかなか面白い形をしていました。それに、遠くからでもわかるほどの鮮やかなピンク色で、とても綺麗でした。

 また、この花の周りを大きなカラスアゲハが2~3匹飛び回っていたので、できればそっちも撮影したかったですが、こちらが近づくとすぐに遠くへ飛んで行ってしまったため撮影できませんでした。今度はこの花だけではなく、カラスアゲハも撮影できればいいですね


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次回は、マイマイガを紹介します。