休日の午後、晴れ間がのぞいたので、川沿いを散策してみたところ、野生のアサガオを発見しました。

アサガオ ブログ用
ナス目 ヒルガオ科 サツマイモ属 アサガオ
花言葉  「愛情」 「はかない恋」 「固い絆」 「結束」など、色によって様々。


●ヒルガオ科についてザックリと
 ヒルガオ科の植物は主に熱帯・亜熱帯を中心に分布し、これまでに世界で約1600種 50属が発見されています。

 日本では野生種と栽培種合わせて13種 10属が生息しています。観賞用のアサガオや農作物のサツマイモなどが有名です。海外から帰化した種類が多いです。


 地上の茎はあまり発達せず、1年から数年で枯れてしまう、草本(そうほん)という形態が多く、周囲に左巻きで巻き付いたり、地面を這って成長する、つる性。乾燥地に生息している種は低木状でトゲを持つものも存在します。

 花は蕾の際は上半部が旋回し、4~5枚の花弁が漏斗状に癒着している合弁花(ごうべんか)で、ラッパのような形に見えます。1日でしぼんでしまう種が多く、実は多肉で汁液に富んだ液果(えきか)もしくは、果肉や液を持たない乾燥した、蒴果(さくか)と呼ばれる形態です。
 

●アサガオについて
 アサガオは一年草で、茎は左巻きのつる性。葉は深く3つに割れた形を基本としていますが、品種によって品種によっては斑模様が入っていたりします。

 花は夏から秋にかけて開花し、白、紫、ピンクなどの色で、漏斗状の合弁花でおしべが5本、めしべが1本あります。朝に咲き、午後にはしぼんでしまい、翌日には花弁が落ちてしまうことから、朝顔(アサガオ)と名付けられました。果実は果肉や汁液の無い乾燥した蒴果で、熟すと実が割れて、周囲に種子をばら撒きます。
 
 
●アサガオの歴史
 アサガオの原産地についてはヒマラヤやネパールから中国にかけての地域や熱帯アジア、熱帯アメリカ大陸など諸説あります。

 日本には奈良時代末期から平安時代初期のころに、遣唐使が種子を薬として持ち帰ったのが起源とされています。ちなみにその種子は牽牛子(けんごし)と呼ばれ、下剤や利尿剤にして使われたそうです。現在でも日本薬局方に収録されていますが、下痢や嘔吐、腹痛を引き起こす毒も含まれているため、素人判断ではなく、プロの方が調合したものを服用しましょう。


 江戸時代後半になると、庶民や武士たちの間でアサガオブームが到来し、花の大きさや、色、咲き方、葉の美しさなどにこだわった様々な品種が作られるようになり、幕末頃には1200種を超える数になったそうです。

 アサガオは奇形や突然変異種が発生しやすい遺伝子らしく、変異種同士をかけ合わせることによって、これほど爆発的に種類を増やしたそうです。

 現在の巣鴨のあたりでは、様々なアサガオが売られ、朝顔市を形成したほどでした。そういった理由から、平成20年より毎年7月の2~4日には「すがも朝顔まつり」が開かれるようになり、商店街ではアサガオの販売をはじめ、様々な催しが行われているそうです。


 明治時代に入ってもブームは衰えず、「東京朝顔研究会」という愛好会も誕生し、さらに品種改良が盛んになり、戦後には栽培技術の発達により、大きな花を咲かせる品種の研究や、途絶えてしまった品種の復活の研究が行われるようになりました。

 また、海外でも品種改良が行われるようになり、紫色や濃い青色をした、マルバアサガオやブルーオーシャンと呼ばれる品種が誕生しました。

 
 現在アサガオは夏の花として日本で認知され、夏の絵ハガキなどに描かれたり、小学一年生が学校で育てる植物にもなるほど定着しています。


●まとめ 感想
 毎年、小学校の一学期終業式が近づくと、学校から自宅へ持ち帰るために、アサガオの鉢植えを持った小学生やその保護者などを見かけるようになります。この光景を見ると「もう夏休みの時期なんだなー。今年ももう半分が過ぎたんだなー。」なんて思います。

 もちろん私も小学一年生のころ、学校でアサガオを育てました。毎日きちんと水やりをして世話をし、花が咲いたときはとても嬉しかったのを覚えています。

 育てるのは楽しかったのですが、夏休み前に自宅へ持ち帰るのが大変でした。アサガオは品種改良がしやすい植物らしいですが、それならば、小学校で育てるアサガオのサイズをもう少し小さくはできないものでしょうか? 
 あまり大きく成長しない品種を小学校の教材用につくれば、持ち帰りの負担を減らせるはずです。技術が発達した現代ならば可能ではないでしょうか?


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次回は、ゴマダラカミキリを紹介します。