散策に行こうかと家を出ると、大きなハチのような虫を発見しました。

ネグロクサアブ(♀)です。日陰だったので少し暗いです。撮影後に飛んで行ってしまいました。
ネグロクサアブ ブログ用
ハエ目 クサアブ科 ネグロクサアブ


●クサアブ科についてザックリ
 クサアブ科のアブは体がずんぐりとしていて大きく、胸部には短くて細かい毛が生え、翅の付けにある小楯板(しょうじゅんばん)と呼ばれる部分に棘状の突起を持つものが多く、翅が長いです。頭部は体の大きさに比べて小さく、短くて細い触角を持ち、眼は大きな複眼です。


●ネグロクサアブについて
 体長14~23mm。北海道、本州、四国、九州の平地や山地、湿地などに生息? 国外では中国、台湾に生息。

 卵は朽ち木や湿地の土などに産み付けられると考えられていますが、詳細は不明。エサやどのような成長過程を経るのかについても同じく不明です。

 成虫は5月~7月ごろに発生し、森林や湿地などを飛び回ります。体は太く、体の大きさに対して、頭部はやや小さめ。胸部背面が隆起して黄色い毛が生えて、小楯板には太い棘状の突起があり、腹部には黄色い模様があります。翅もやや黄色っぽいです。オスの個体は全体的に黒褐色で、数が少ないそうです。一方、メスの個体は赤褐色をしています。

 
 このアブに関しては生息数が非常に少ないらしく、生態に関してはよく分かっていないそうです。全国に生息しているそうですが、目撃数が非常に少ないとのこと。

 ネットで調べてみると、姿を数十年前に確認された以降、一切見つかっていない県や、年にわずか1~2匹しか目撃報告がない県などがありました。そのため、いくつかの県では「準絶滅危惧種」や「絶滅危惧種」に指定されています。また、このアブに関する情報が少なすぎるため、どのように扱ってよいのかわからず、保留にしている県もいくつかありました。東京でも、それほどたくさん生息しているわけではないそうです。


●まとめ 感想
 単なるハチやアブの類の虫だと思っていましたが、珍しいアブだったなんて・・・。まさか、自宅でこのような生き物に出会えるとは思いませんでした。ラッキーですね
 
 それにしても、どうして、こんなに珍しいアブが、私の家の近くにいたんでしょう? 私の自宅近くにはこのアブの生息環境があるということなんでしょうかね? 近所の森や池なんかを探せば、たくさん見つかるのでしょうか?それとも単に、偶然ここに飛んできただけか・・・。今後、研究が進んで、色々なことが分かればいいですね。来年もこのアブを探してみようかと思っています。

 この写真とは別の写真も撮ったので、PIXTAにも投稿しています。これからも珍しい生き物に出会いたいものですね


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興味があれば

次回は、ハナショウブを紹介します。