近所の林を散策中、キラキラする虫を発見しました。

アカスジキンカメムシです。後ろの甲羅が欠けちゃってますが、ちゃんと生きています。
アカスジキンカメムシ ブログ用
カメムシ目 キンカメムシ科 キンカメムシ亜科 アカスジキンカメムシ


●キンカメムシ科についてザックリ
 キンカメムシ科のカメムシは中型から大型で、熱帯地域に多く分布し、日本では10種が生息しています。

 外形は一般的なカメムシ類とさほど変わらず、円形で厚みがあり、頭は三角形で、カメの甲羅を背負ったような見た目をしています。エサに関しても、樹液や草の汁、果物など他のカメムシ類と変わりません。

 しかし、他のカメムシ類とは違い、色が非常に派手で、金、赤、緑、紫などの色をして金属のような光沢を放っています。

 この派手な見た目は幼虫のころから見られる種が多く、成長するにつれ、どんどん輝きを増していきます。数度の脱皮を繰り返して成虫になるころには、宝石のような輝きを放つようになります。このような見た目から、昆虫コレクターたちの間では非常に人気の虫なんだそうです。

 他に宝石のような輝きを持つ虫として、コガネムシやタマムシなどがいますが、彼らは死んでも輝き続けるのに対して、キンカメムシの場合は死んでしまうと黒くなったり、色が変わってしまったりと、その輝きは生きている時のみなんだそうです。
 ですが中には死んでからも、色は変わるが輝きを保ったものや、水分を与えると生きていたころの輝きを取り戻すものもいるそうです。


●アカスジキンカメムシについて
 体長17~20mm。本州、四国、九州の森林や草原に生息し、樹液や草の汁、果物をエサにしています。

 このカメムシは、ヒサカキやコブシ、ミズキ、ヒノキなどの植物を好み、卵もこれらの植物の葉の裏などに、10個ほどまとめて産み付けられます。孵化した幼虫は数mmほどの大きさで、丸い形をしています。濃い緑色で体の縁と中央部分には赤い模様が入っていて、すでに、金属のような光沢があります。

 孵化して数日は、集団で生活するのですが、しばらくすると解散して単独で生活を始めます。脱皮をして成長するのですが、ある程度成長すると、体の色が黒と白に変わります。金属光沢は無くなるのですが、体全体にラメを入れたような落ち着いた輝きを放っています。派手さは無いものの、この姿も十分に綺麗です。

 幼虫の姿で越冬し、6月ごろに脱皮して成虫になり、8月ごろまで姿を見ることができます。成虫の頭は緑が混じった金色で、体は緑地に数本の赤い模様が入っていて光沢があります。その様子から、別名『歩く宝石』とも称されます。ちなみに、カメムシ特有の悪臭はあまりしないそうです。

 死んでしまうと体の金属光沢が失われ、暗緑色になってしまいます。ですが、水分を与えると少し輝きが戻るそうです。

●まとめ 感想
 この虫はパッと見、コガネムシっぽい印象を受けましたが、体の形がカメムシなので、カメムシだとわかりました。タマムシやコガネムシなどの他にも、キラキラした虫がいるとは知りませんでした。

 死んでしまうと輝きが無くなってしまうそうですが、タマムシなどとは違い、生きているうちしか綺麗な姿を見ることができないのは、なんだか不思議に感じました。どういった原理でキラキラしているのでしょう?


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次回は、ネグロクサアブを紹介します。