アジサイ撮影後、アジサイの上に今な虫が乗っていました。

アカサシガメです。この写真撮影後、すぐに飛んで行ってしまったので、この写真しかなく、PIXTAには投稿してません。
アカサシガメ(ブログ用)
カメムシ目 サシガメ科 モンシロサシガメ亜科 アカサシガメ


●サシガメ科についてザックリと
 サシガメ科の昆虫はカメムシの一種で、世界で6000種以上が発見され、日本にはその内の約50種ほどが生息しています。主に熱帯地域の森林や草原などで生活しています。他のカメムシ類が草食性なのに対してサシガメは肉食性で、ハムシなどの小型の昆虫を捕らえてエサにしています。

 大きさは小型から大型のものまで様々。体は一般的なカメムシ類に見られる、カメの甲羅を背負ったような形ではなく、細長い形なのですが硬い強度を持っています。また、前胸と腹のあたりに溝があり、その部分を口でこすって音を出すことができます。脚は太くて筒状、頭は小さくて自由に動かすことができ、触角は細くて糸状、複眼は球形で突出しています。

 そして、サシガメの最大の特徴は口にあります。口は長くて先端が針ように鋭く尖っています。この尖った口をエサに突き刺して体液を吸います。その様子から「サシガメ」という名がついたようです。

 中には昆虫ではなく、動物の血を吸う吸血性の種も存在し、人が刺されることもあるのですが、刺されると毒は無いものの、激しい痛みを伴います。また、吸血された際に、トリパノソーマ・クルージという細菌が体内に入って、「シャーガス病」という感染症になってしまうことがあります。

 シャーガス病は数年にも及ぶ潜伏期間があるため、感染しても本人にはまったく自覚がありません。主な症状は、リンパ節、肝臓、心臓、脳髄機能の低下で、有効な治療法は未だ確立していません。そのため、吸血性のサシガメが生息している中南米では毎年、サシガメが原因とされるシャーガス病で何人もの人が亡くなっているそうです。

※日本には沖縄に吸血性の種が生息しています。海外や沖縄へ旅行する際は、十分に注意しましょう。

 病気の感染源としての面はあるものの、他の昆虫を食べるので、害虫から農作物を守ってくれる、益虫として扱われる場合が多いです。
 

●アカサシガメについて
 体長14~17mm。本州、四国、九州の低山地や草むらに生息し、小型の昆虫を捕らえてエサにしています。

 卵は植物の葉の裏などに産み付けられ、赤くて細長く、先端が白くなっています。数日後孵化した幼虫は数mmほどの大変小さな大きさで、パッと見はアブラムシのような見た目をしています。細長い体と長い触角、長い口、太い脚を持ち、朱色で所々に黒い模様が入っています。

 脱皮を繰り返して成長し、5月~8月ごろに成虫になります。成虫は大きさ以外は成虫と同じ形をしているのでが、体の色が後腹部分、脚、頭部を除き、オレンジ色や紅色になります。良く動き回り、良く飛行します。幼虫と同じく小型の昆虫をエサにします。成虫で越冬し、越冬中は木や草むらなどに身を潜めて、春が来ると活動を再開します。

※人を襲うことはないですが、身の危険を感じると口で刺すこともあり、刺されるととても痛いそうなので、十分に注意しましょう。


●まとめ 感想
 カメムシというと、丸かったり、四角かったりというイメージがあったので、初めはカメムシだとは思わず、アブラムシっぽかったので、アブラムシで探していました。このように細長い形のカメムシはサシガメ科以外にも、ヘリカメムシ科という種類のカメムシにも見られるそうです。

 また、不快な悪臭を出すだけ虫だと思っていたのですが、まさか、人を刺したり、病気持ちのものまでいるとは・・・。 「カメムシって意外と怖い虫なんだなー」と思いました。


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次回は、アカスジキンカメムシを紹介します。