ウスカバナミシャクです。(たぶん)
画像が鮮明ではない、という理由でNG。かなり小さいガなので、上手くピントが合ってなかったんでしょうね。

ウスカバナミシャク
チョウ目 シャクガ科 ナミシャク亜科 ウスカバナミシャク


●ナミシャク亜科についてザックリと
 シャクガ科は特徴や生態などから、フユシャク、カバシャク、ホソシャク、エダシャク、アオシャク、ホシシャク、ヒメシャク、そしてこのナミシャクの8つの亜科に分類されるのですが、ナミシャクは8つの亜科の中で2番目に数が多く、主に熱帯や寒地や高山に生息するものが多いそうです。日本には約300種ほどが生息していると言われています。

 シャクガ科なので、幼虫は頭と尾にしか脚を持たない所謂、シャクトリムシで、植物の葉や種、果実、花などをエサにしています。また、体をまっすぐにして木の枝などに擬態して、外敵から身を守ったりもします。数度の脱皮を繰り返し、サナギになり羽化して成虫になります。

 
 成虫の大きさは約20~50mmほどと、全体的に小型の種が多く、前翅には名前の由来となった波状の模様が入った種が多いです。樹木や葉、コンクリの壁などにぴったりと張り付くように止まります。ほとんどが夜行性で、昼間は木などに止まってじっと身を隠し、夜になると活動する夜行性なのですが、少数ながら昼間に活動する昼行性の種も存在するとのこと。


●ウスカバナミシャクについて
 写真のウスカバナミシャクですが、体長18~20mmほど。北海道、本州、四国、九州、屋久島の平地や山地の森林に生息。また、人家の庭や緑のある公園、街灯に誘われ街中などでも姿を見ることができます。幼虫は主にカエデ科のイタヤカエデ、スイカズラ科のヤブデマリ、ブナ科のミズナラなどの葉をエサにします。サナギの姿で冬を越すと見られているのですが、詳しいことはよくわかっていないそうです。

 3月から4月にかけて羽化し成虫になります。成虫の翅は前翅の中央付近に黒い褐色の帯模様があり、その周辺には黒い斑点がついています。個体により色や斑点の数などに微妙な差があります。この模様と色は樹皮に非常によく似ているので、敵の目を欺くのに役立っていると思われます。
 また、このガとよく似たナカオビカバナミシャクというガも存在し、個体によってはどちらか判別が難しいほど酷似しているそうです。


上の写真とは別の個体の写真。模様が少し違います。もしかしたら、別種なのかも?
ウスカバナミシャク2


●まとめ 感想
 壁に止まっているというよりは、張り付いているといった感じで、小ささも相まってはじめはガだとは気づかず、汚れか何かだと思いました。この写真を撮った壁には数匹このガが止まっていました。これらはコンクリの壁に止まっていたから気がつくことができたのですが、もしも樹木に止まっていたらきっと、気がつくことはなかったでしょう。身を隠すのに適した模様と大きさだと言えますね


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