2017年3月少し暖かくなってきたので、結構な遠出をして撮影しました。

 ではさっそく、2017年3月投稿写真
●花3枚
●城跡3枚
●石碑1枚
●城山湖1枚
●富士山1枚
●相模湖の発電機1枚
計10枚です。


果たして結果は・・・
●花2枚
●初沢城跡3枚
●下原鍛冶の石碑1枚
●城山湖1枚
●富士山1枚
●相模湖の発電機1枚
計9枚が審査通りました。 9枚!! とうとう9枚です!! 今までの最高記録です! あと少しで10枚パーフェクトいけそうかもです。

ちなみにNGは花の写真1枚でした。(画像が鮮明ではないとのこと)
NG写真のデータが残っていなかったので、今回は審査通過した写真のうち、初沢城跡と下原鍛冶の石碑についてザックリとゆるく解説します。

まず初沢城跡(はつざわじょうあと)について  場所は東京都八王子市

 立て看板やパンフレットの解説によると、この城は初沢山に築かれた山城であり、標高294メートル比高差110メートルに位置してます。山頂部と北西から南西にかけて走る主郭部と、そこから北東に張り出す支尾根に造られた曲輪(くるわ お城の小区画のこと。本丸、二の丸なんて言ったりします。)
 この城は、鎌倉時代に築かれたと言われており、長井氏もしくは武蔵七党の椚田氏が築いたとされていますが未だはっきりとしていません。戦国時代になると、後北条氏の支配下となりましたが、1590年豊臣秀吉の八王子城攻めにより、八王子城とともに落城し廃城となりました。
 興味があって歴史的史料が読める方は、江戸時代後期に編纂された『新編武蔵風土記稿』巻之百二下 多摩郡之十四下 由井領 上椚田村の記述を読んでみてください。この史料は八王子市の図書館や国会図書館で読めると思います。
 現在はハイキングコースとなっており、近所の人たちがよくお散歩をしています。私もよく散歩してます。
 ちなみに近くには天神社があり、学問の神様、菅原道真公の銅像があります。
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下原鍛冶(しもはらかじ)の石碑について 場所は東京都八王子市恩方126

 下原鍛冶とは、室町時代から江戸時代を通じて東京都八王子市恩方周辺に住み、後北条氏や徳川氏に仕え、刀や槍を制作していた刀工集団のことです。石碑は彼らがこの土地を拠点にしていたことを示すもので、八王子市の史跡になっています。
 彼らの作った刀剣類は「武州下原刀」と呼ばれており、丈夫で切れ味があり、刃こぼれしにくいという、実戦向きの性能でした。その性能の高さからか、長年多くの武士たち延いては、幕府の支持を得ていたそうです。
ですが、現在、「武州下原刀」はほとんど残っておらず、とても貴重な文化遺産になっているそうです。八王子市郷土博物館には三振りあるそうなので、機会があれば見に行こうかと思っています。 
 ちなみに写真を撮った2017年3月には石碑の周辺は申し訳程度にブロック塀で囲っていただけでしたが2018年2月現在、石碑の周辺は綺麗に整備されており、見やすくなっているので興味のある方はぜひ見学してみてはいかがでしょうか。 
 

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